睡眠は体の疲労回復だけでなく脳や心の健康にも大きく働きかけます。
よく眠れなかった翌日は判断力が鈍ったり、気持ちがネガテイブになったりします。
一般的に睡眠は加齢とともに浅く、睡眠時間も短くなるようです。脳波を使ったデータでは65歳以上の方の睡眠時間は6時間程度ともいわれています。
しかし睡眠への満足度は人によりさまざまです。
若い頃から短い睡眠時間に慣れている人もいれば、日により短くなったり一日中寝てしまうなどリズムのずれるような人もいます。
また最近ではパソコンやゲームから目を離せないことで寝る前に頭が冴えてしまう人も増えています。
もし睡眠時間が短い、眠りが浅く熟眠感が得られず、翌日疲れがとれない、頭がぼーっとして集中できないなど症状に困る場合は不眠症にあたります。
眠りを妨げている原因が他にあれば、不眠のかげにある考え事やストレス、体の病気(睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群など)に対し合わせて取り組む必要があります。
生活全体をみながら改善策がないか、良い治療法を一緒に考えましょう。